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+675 パプアニューギニア からの着信は【コールバックNG!】 国際ワン切り電話に要注意→高額請求や詐欺被害も

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675 パプアニューギニアからの電話がかかってきている人が増えています

パプアニューギニアは太平洋に浮かぶ島国です

最近、+675から始まる見知らぬ電話番号から、スマホに着信履歴が残されているという人が増えています。

+675から始まる電話番号は、パプアニューギニアの電話番号です。

パプアニューギニア(ぱぷあにゅーぎにあ)は、オーストラリアの北、ソロモン諸島の西、インドネシアの東、ミクロネシア連邦の南に位置する、ニューギニア島の東半分及び周辺の島々からなる国です。

国番号675はパプアニューギニア

国際電話には、国ごとに決められている国番号があります。
たとえば日本の国番号は81です。

パプアニューギニアの国番号は675なので、+675から始まる着信は、パプアニューギニアからかかってきた国際電話ということになります。

スマートフォンの機種によっては、かかってきた電話番号の国番号から自動判別して、着信履歴にパプアニューギニアと表示してくれる機種もあります。

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パプアニューギニアからの着信履歴があっても心当たりがなければ折り返ししないほうがいい

+675ではじまるワン切りにコールバックするのはやめましょう

パプアニューギニアに知り合いが住んでいる場合や、パプアニューギニアに旅行に行っている友人がいる場合は別として、日本に住む多くの人はパプアニューギニアから国際電話がかかってくる心当たりが無いと思います。

また、+675からかかってくるほとんどの着信は、いわゆるワン切りで、電話を受ける間もなく切れてしまうようです。

この、+675からの電話は、単なる間違い電話やいたずら電話ではなく、不審な国際電話の可能性が高いので、心当たりがない場合は、コールバックしないようにしましょう。

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パプアニューギニアからのワン切りにコールバックするとどうなる?

折り返すと契約している携帯電話会社から高額な国際電話料金が請求されます

+675から始まる着信履歴に、スマートフォンからそのままコールバックすると、なんとパプアニューギニアに国際電話がかかってしまいます。

スマートフォンからの国際電話は、申し込み不要ですぐにかけることができる契約になっている場合がほとんどです。

ただし、電話のかけ方は同じでも、国内通話とはまったくの別料金で、通話料金もはるかに高額になります。

スマートフォンの機種によっては、着信履歴の電話番号をタップするだけで、電話がかかってしまう機種もありますので要注意です。
すぐに切ったとしても、国際電話は30秒単位で料金がかかるので、1秒でもつながると30秒分の料金がかかってしまいます。

料金は数か月後に毎月の携帯電話料金と合算されて請求されるので、軽い気持ちでコールバックすると後から高額な通話料金を請求されることになります。

国際電話の通話料金は、相手の国によって違いますが、携帯電話発ナウルあての通話料金は、国際電話の中でも、高額な料金が設定されている ため、特に注意が必要です。

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各キャリアのスマートフォンからパプアニューギニアあてに国際電話を掛けたときの料金

ドコモのスマホからパプアニューギニア(+675)にコールバックしたときの料金

ドコモ WORLDCALL (申し込み不要)
パプアニューギニア(国番号 675)あて国際電話
平日(昼間)8:00-19:00 →68円/30秒
平日(夜間・深夜・早朝)19:00-8:00 及び 土・日・祝(終日)→63円/30秒

auのスマホからパプアニューギニア(+675)にコールバックしたときの料金

au国際電話サービス(申し込み不要)
パプアニューギニア(675)あて国際電話 → 65円/30秒

ソフトバンクのスマホからパプアニューギニア(+675)にコールバックしたときの料金

ソフトバンク国際電話
パプアニューギニア(675)あて国際電話 → 199円/30秒

ワイモバイルのスマホからパプアニューギニア(+675)にコールバックしたときの料金

ソフトバンク国際電話
パプアニューギニア(675)あて国際電話 → 199円/30秒

UQmobileのスマホからパプアニューギニア(+675)にコールバックしたときの料金

UQモバイル国際電話
パプアニューギニア(675)あて国際電話 → 65円/30秒

楽天モバイルのスマホからパプアニューギニア(+675)にコールバックしたときの料金

楽天モバイル国際通話
パプアニューギニア(675)あて国際電話 → 68円/30秒

MVNO(mineo/IIJMIOなど) aプランのスマホからパプアニューギニア(+675)にコールバックしたときの料金

パプアニューギニア(675)あて国際電話 → 65円/30秒

MVNO(mineo/IIJMIOなど) dプランのスマホからパプアニューギニア(+675)にコールバックしたときの料金

パプアニューギニア(675)あて国際電話
平日(昼間)8:00-19:00 → 68円/30秒
平日(夜間・深夜・早朝)19:00-8:00 及び 土・日・祝(終日 → 63円/30秒

MVNO(mineo/IIJMIOなど) sプランのスマホからパプアニューギニアナウル(+674)にコールバックしたときの料金

パプアニューギニア(675)あて国際電話 → 249円/30秒

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パプアニューギニアから国際電話をかけてくる目的は詐欺?

日本の携帯電話あてに無差別にかけている模様

パプアニューギニアから国際電話がかかってくる目的は、まだわかっていません。

ただし、日本の携帯電話宛に大量にかかっているため、コールバックを狙って、無差別に着信履歴を残していると思われます。

似たような事例として、2018年にはトンガから、2019年にはモーリタニアアセンション島、2020年にはマーシャル諸島から、大量に国際電話がかかってきたことがあります。
過去には、こころあたりのない国際電話からの着信にはコールバックしないように、各携帯電話会社が呼びかけを行う事態となりました。

今回のパプアニューギニアからの電話も、同じ事象だと思われます。

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どうしてパプアニューギニアからの着信履歴にコールバックしてはいけないの?

高額な国際電話料金を請求されます

あなたがパプアニューギニア宛に日本から国際電話をかけると、あなたに高額な国際電話の料金が請求されますが、支払った通話料金の一部は、日本の携帯電話会社を通じて、パプアニューギニアの現地電話会社にも分配されます。

つまりパプアニューギニアの電話会社は、日本から国際電話がかかってくるほど儲かる仕組みになっているのです。

海外の電話会社と現地の詐欺グループが裏で結託し、海外の電話にワン切りを残して国際電話を掛けさせて、電話料金のキックバックを受け取るという手口は古くからあります。
今回のパプアニューギニアからの電話も、同じ手口の可能性があります。

サギに巻き込まれる可能性も

怪しい着信履歴に一度コールバックしてしまうと、存在している番号だと記録され、いわゆるカモリストに入れられてしまい、何度も着信履歴を残されたり、怪しいフィッシングSMSが届いたりして、別の詐欺に巻き込まれる場合もあります。

パプアニューギニアからの電話に、コールバックするメリットは何一つ無いので、心当たりがなければ、折返しの電話をするのは絶対にやめましょう。

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パプアニューギニアからの電話にでてしまったけど大丈夫?

かかってきた電話を無視すれば料金はかかりません

パプアニューギニアから電話がかかってきたときに、もし電話を取ってしまった場合でも、大丈夫です。
日本国内で受けた場合は、パプアニューギニアからの着信でも、かかってきた側に料金がかかることはありません。

あくまでも、折り返し電話をしてしまうと、高額な料金が発生します。
パプアニューギニアからの心当たりのない着信は、かならず無視して、着信履歴からもすぐに削除しておけば安心です。

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