血糖値を下げる筋トレは超スローなスクワット
血糖値を下げる筋トレとして、福島で行われている超スローなスクワットが紹介されました。
番組では、超スローなスクワットを続けた結果、足のふともものMRIをとって比較しました。
すると、筋肉の量は殆ど変わりませんでした。
実はこの運動、筋肉の量でなく、筋肉の質を変えるのです。
血糖値を下げるポーズで筋肉の質が変わる
マグロとヒラメを比較して説明しました。
マグロは赤身、ヒラメは白身ですね。
マグロの赤身は、持久力の筋肉で遅筋です。
ヒラメの白身は、瞬発力の筋肉は速筋です。
筋肉の質を変えると言うのです。
糖尿病対策の鍵 桃色筋肉
筋肉の研究で世界をリードするコペンハーゲン大学で研究した結果、速筋でも遅筋でもない、スペシャルな筋肉が発見されました。
それが、白い筋肉の中に、赤いミトコンドリアが入った、桃色筋肉です。
白い筋肉がもつ、糖を使う力に、脂肪を減らすミトコンドリアが組み合わさったのが、桃色筋肉の凄さで、糖と脂肪にダブルで効くわけです。
桃色筋肉を作る
ピンク筋肉増量トレーニング「ピントレ」として紹介された、福島の運動です。
有酸素運動をするときは、赤い筋肉を使い、脂肪を消費します。
ハードな筋トレをするときは、白い筋肉を使い、糖を消費します。
ピンクな筋肉は 脂肪と糖の両方を消費します。
桃色筋肉を作るトレーニングのピントレのやりかた
- 足を肩幅よりももっと広く開きます
- 10秒かけて ゆっくり腰を下ろしていきます
- ひざを90度くらいに曲げたら 2秒間キープ そして立ち上がります
2、3をくりかえし10回行います。
2~3分の休憩を入れて、また10回。休憩を入れてまた10回の計30回行います。
(休憩の代わりに、別の運動を行ってもかまいません)
これを1日の運動として、週2~3回行います。まずは3か月を目標に続けてみてください。