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【ガッテン】ドライマウス には 特製昆布ドリンク と リップトレーニング

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牛の唾液が育毛に良い?

育毛に良いものはいろいろと言われていますが、唾液が育毛に良いと言う説があるそうです。

実際に、7月4日放送のNHKガッテンでは、牛に頭を舐めさせるという衝撃的な育毛法が放送されました。

この、牛の唾液による育毛法は、南米コロンビアで実際に行われているとのことで、床屋さんで頭をなめる、牛のシモーナちゃんが紹介されました。

唾液には、髪が生える成分が含まれているというのです。

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唾液にふくまれる成分とは

ガッテンでは、唾液に含まれる以下の成分が紹介されました。

唾液の成分

シアル酸 : 育毛
リゾチーム、分泌型免疫グロブリンA :抗菌
ヒスタチン:傷の修復
ハイドロキシアパタイト:歯の修復
アミラーゼ:消化
ムチン:保湿・粘膜保護

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緊張すると口が渇く理由は動物の進化に関係していた

唾液が一日に出る量は1.5リットルといわれています。

たしかに、大事な会議や面接など、緊張したときに口が渇くことがありますよね。

ガッテンでは、計算テストでストレスを掛け続けると、唾液の量はどう減るのかを実験していました。

たしかに唾液の量が減っていて、免疫物質は1.4倍になっていました。

唾液の量が減るのは、成分を濃くするためだというんですね。

動物にとって、唾液は傷口を治すための治療薬のようなものなので、天敵にあった時などに、自然と唾液を減らして成分を濃くするということなんです。

唾液をコントロールしているのは、唾液腺です。

ストレスが加わると、脳が唾液腺に指示をすることで、成分を濃くすると同時に、水分をへらすというメカニズムになっているのです、

口が渇くのには、動物の進化が関わっていたんですね。

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唾液のトラブルドライマウス

ストレスが掛かると、唾液の量が減るのはわかりましたが、ストレスがなくなっても、唾液の量が増えない人がいます。

これが、ドライマウス(口腔乾燥症)で、悩む人は推定800万人いると言われています。

ガッテンでは、ドライマウスで悩む人の経験が紹介されました。

のどがかわくような感じではなく、舌が水分が覆われていない、不快な感じがするのだそうです。

ドライマウスの症状

ドライマウスの症状として、以下のようなものが紹介されました。

  • 強烈な口の渇き
  • 常に口内炎
  • 強い口臭
  • 増える虫歯
  • 味がわからない
  • 様々な感染症
  • 誤えん
  • 肺炎

ドライマウスが原因とは思えない症状が多いですね。

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ドライマウスで唾液が戻らない原因は脳に

ストレスが与えられたときに、血流が左に偏る脳と、血流が右に偏る脳の2パターンがあります。

ドライマウスの患者の、脳の血流をしらべたところ、ほぼすべての人が、脳の右側に血流がかたよっていることがわかったのです。

この脳の血流の偏りが、ドライマウスに関係しているのではないかという研究が行われています。

右に偏る脳は、ストレスに対して敏感に反応し、非常にドキドキしやすいストレス脳だといいます。

つまり、ストレス脳が原因で、ドライマウスになってのではないかという研究が行われています。

また、ドライマウス自体がストレスになり、さらに悪化するケースもあるといいます。

ドライマウスの原因

  • 降圧剤など薬の副作用
  • 口呼吸
  • シェーグレン症候群 など

オカリナでドライマウスが治る?

ストレスが原因のドライマウス対策として、以下の対策が紹介されました、

  • 横断歩道の白色だけを歩く
  • オカリナを演奏する

オカリナを吹くことで治るわけではなく、気をそらすことで、症状から意識を外すことが目的で、没頭できる、集中できるものなら何でもいいそうです。

窓掃除、タイルの目地掃除などもおすすめですね。

なにかに集中して、ドライマウスの不快感を忘れることで、ストレスによる症状の悪化を防ぐことができるということなのです。

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ドライマウスかもと思ったら

    ドライマウスセルフチェック表

  • 口の渇きが3ヶ月以上続く
  • 口内炎がよくできる
  • 口臭が常に気になる
  • 虫歯になりやすい
  • 目や鼻の中が乾燥する

口のかわきやその他の症状が3ヶ月以上続く場合はドライマウスの可能性あり。

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ドライマウスの対処法は

シェーグレン症候群の場合は唾液の分泌を促進する薬が処方されますが、ストレス由来の場合はおくすり以外の方法で対処することになります。

口の渇きに対処するために、最近では口の中に塗るジェルタイプの保湿剤や、スプレータイプの保湿剤もあります。

唾液腺を刺激するリップトレーニング

医師がすすめるのが、唾液腺を刺激する口の体操 リップトレーニングです。

  1. 前歯が見えるように口の筋肉に力を入れ「イー」
  2. 唇を前に突き出し口の筋肉を緩めて「ウー」

口の渇きを感じたときにそれぞれ10回程度繰り返してみましょう。

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世界で注目を集める昆布ドリンク

ドライマウスの簡単な対策として、紹介されたのが、特製昆布ドリンクです。

この特製昆布ドリンクは、一日10回ほど、口をゆすいで、口の中に行き渡らせるだけでOKなんです。
(甲状腺の病気をお持ちの方や、塩分の気になる方は引用を控えてくださいね)

特製昆布ドリンクの作り方

細かく刻んだ昆布30gを500mlの水に一日つけておく だけで完成です。
冷蔵庫で保管して、2日以内に使い切ってください。

この治療法は、科学雑誌Natureにもとりあげられています。

昆布のうま味成分が脳をリラックスさせ、唾液の分泌を促す効果も高いのだそうです。

今後の研究に期待したいですね。