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+241 ガボン【コールバックNG】 国際ワン切り電話に要注意→高額請求や詐欺被害も

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ガボンからの電話がかかってきている人が増えています

ガボンは中央アフリカの国です

最近、+241から始まる見知らぬ電話番号から、スマホに着信履歴が残されているという人が増えています。

+241から始まる電話番号は、ガボンの電話番号です。

ガボンは中央アフリカの大西洋沿岸にある国です。
ガボンの大部分の緑地が保護区になっており、ゴリラ、カバ、クジラなどさまざまな野生動物が生息していることが知られています。

241はガボンの国番号

国際電話には、国ごとに決められている国番号があり、日本の場合は81です。

ガボンの国番号は241なので、+241から始まる着信は、ガボンからかかってきた国際電話ということになります。

スマートフォンの機種によっては、国番号から判断して、自動で画面にガボンと表示される機種もあります。

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ガボンから着信があっても心当たりがなければ折り返ししないほうがいい

+241ではじまるワン切りにコールバックするのはやめましょう

ガボンに知り合いが住んでいる場合や、ガボン旅行に行っている友人がいる場合は別として、多くの人はガボンから国際電話がかかってくる心当たりが無いと思います。

また、ほとんどの着信は、いわゆるワン切りで、電話を受ける間もなく切れてしまうようです。

間違い電話やいたずら電話ではなく、不審な国際電話の可能性が高いので、心当たりがない場合は、コールバックしないようにしましょう。

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ガボンからのワン切りに折り返すとどうなる?

折り返すと携帯電話会社から高額な国際電話料金が請求されます

ガボンからの+241から始まる着信履歴に、スマートフォンからそのままコールバックすると、ガボンに国際電話をかけることになります。

実は、スマートフォンからの国際電話は、申し込み不要ですぐにかけることができる契約になっている場合がほとんどです。

ただし、かけ方は同じでも、国内通話とはまったくの別料金で、通話料金もはるかに高額になります。

スマートフォンによっては、着信履歴の電話番号をタップするだけで電話がかかってしまう機種もありますので要注意です。
国際電話は各社30秒単位で料金がかかるので、1秒でもつながると30秒分の料金がかかってしまいます。

料金は毎月の通話料と合算されて請求されるので、軽い気持ちでコールバックすると後から高額な通話料金を請求されることになります。

国際電話の通話料金は、相手の国によって違います。
ガボンあての通話料金は、国際電話の中でも、高額な料金が設定されている ため、特に注意が必要です。

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各キャリアのスマートフォンからガボンあてに国際電話を掛けたときの料金

ドコモのスマホからガボン(+241)にコールバックしたときの料金

ガボン(国番号 241)あて国際電話
平日(昼間)8:00-19:00 →180円/30秒
平日(夜間・深夜・早朝)19:00-8:00 及び 土・日・祝(終日)→120円/30秒

auのスマホからガボン(+241)にコールバックしたときの料金

ガボン(241)あて国際電話 → 85円/30秒

ソフトバンクのスマホからガボン(+241)にコールバックしたときの料金

ガボン(241)あて国際電話 → 199円/30秒

ワイモバイルのスマホからガボン(+241)にコールバックしたときの料金

ガボン(241)あて国際電話 → 199円/30秒

UQmobileのスマホからガボン(+241)にコールバックしたときの料金

ガボン(241)あて国際電話 → 85円/30秒

楽天モバイルのスマホからガボン(+241)にコールバックしたときの料金

ガボン(241)あて国際電話 → 180円/30秒

mineo aプランのスマホからガボン(+241)にコールバックしたときの料金

ガボンあて国際電話 → 85円/30秒

mineo dプランのスマホからガボン(+241)にコールバックしたときの料金

ガボン(241)あて国際電話
平日(昼間)8:00-19:00 → 180円/30秒
平日(夜間・深夜・早朝)19:00-8:00 及び 土・日・祝(終日 → 120円/30秒

mineo sプランのスマホからガボン(+241)にコールバックしたときの料金

ガボン(241)あて国際電話 → 99円/30秒

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ガボンから国際電話をかける目的は詐欺?

日本の電話あてに無差別にかけている模様

ガボンから国際電話がかかってくる目的は、まだわかっていません。

ただ、日本宛に大量にかかっているため、コールバックを狙って、無差別に着信履歴を残していると思われます。

似たような事例として、2017年にはパプアニューギニア、2018年にはトンガから、2019年にはモーリタニアアセンション島、2020年にはマーシャル諸島から、大量に国際電話がかかってきたことがあります。

この際には、こころあたりのない国際電話からの着信にはコールバックしないように、各携帯電話会社が呼びかけを行う事態となりました。

今回のガボンからの電話も、同じ事象だと思われます。

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どうしてガボンからの着信履歴にコールバックしてはいけないの?

あなたが支払った高額な国際電話料金が電話会社を通じて詐欺グループにわたる「国際ワンギリ詐欺」といわれています

あなたがガボン宛に日本から国際電話をかけると、あなたの契約している携帯電話会社から高額な国際電話料金が請求されます。

国際電話の仕組み上、あなたが携帯電話会社に払った国際電話料金の一部が、日本の携帯電話会社からガボンの電話会社にも分配されます。

つまり、ガボン側の電話会社は、日本から国際電話がかかってくるほど儲かる仕組みになっているのです。

電話会社からキックバックを受け取る契約をしている詐欺グループが、キックバックをだまし取る目的で、海外の電話にワン切りを残して折り返しの国際電話を掛けさせるという手口「国際ワンギリ詐欺」は古くから存在しています。

はっきりしていませんが、今回のガボンからの国際電話も状況がにているため、同じ手口の可能性があります。

サギに巻き込まれる可能性も

国際電話ワン切りサギ以外にも、実際にはガボンからの電話ではなく、何らかの技術で不正に発信者番号を偽装して詐欺の電話をかけている可能性も指摘されています。

具体的には、国や自治体などの公共機関や、大使館などを装って、金品をだまし取る手口が考えられます。

この手口の場合は、ガボンと表示されていますが、実際には他の国から電話をかけています。

怪しい着信履歴に一度コールバックしてしまうと、使われている電話番号だと記録され、いわゆるカモリストに入れられてしまい、何度も着信履歴を残されたり、怪しいフィッシングSMSが届いたりして、別の詐欺に巻き込まれる場合もあると指摘されています。

海外からの電話に、コールバックするメリットは何一つ無いので、心当たりがなければ、たとえ興味本位でも、折返しの電話をするのは絶対にやめましょう。

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+241からの国際電話にでてしまったけど大丈夫?

かかってきた電話を取ってしまってもそのまま無視すれば料金はかかりません

ガボンから電話がかかってきたときに、もし電話を取ってしまった場合でも、大丈夫です。

日本国内で電話を受けた場合は、たとえガボンからの着信でも、電話がかかってきた側であるあなたに料金がかかることはありません。

あくまでも、折り返し国際電話をかけてしまうと、高額な料金が発生します。

興味本位のコールバックは問題外ですが、間違い電話を教えてあげようと親切心を出す必要もありません。

海外からの心当たりのない着信は、かならず無視して、誤タップで電話をかけてしまうこともないように、着信履歴からもすぐに削除しておけば安心ですね。