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【2021年版】ダイセルの「ダ」CM の歴史と 毎年年末年始に大量放送される意外な理由とは

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リズミカルに「ダ」を歌うCMが印象的な会社はダイセル

株式会社ダイセルのCMです

「ダ」の文字と特徴的な歌が印象的なCMは、大手素材メーカー、株式会社ダイセル のCMです。
ダイセルのCMは、ここ数年、年末年始とお盆限定で放送されていますが、放送される回数が大量なため、印象に残るCMとして毎回話題になっています。

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2020年末2021年始と2021年お盆に放送されるダイセルの「ダ」CM第4弾は山田エリザベス良子と渡邊崇

恒例となった第4作目の「ダ」CMは2パターン放送

2020年末からはシリーズ4作目のCMとなる「ステキな変化ダ」篇を放映してこのいます。
ステキな変化ダ編は、芋編と木編の2パターンが放送されます。

「ダ」が「芋」を「美」に変化させる「ステキな変化ダ 芋編」では、こんにゃく芋を原料につくられる、ダイセルのこんにゃくセラミド配合の美容サプリ「ピュアセラミド」ができる様子を表現しています。

「ダ」が「木」を「面」に変化させる「ステキな変化ダ 木編」では、木などの植物から作られる酢酸セルロースを使用して、液晶光学フィルムができる様子を表現しています。

ダイセルの技術を「かしこかわいい」雰囲気で表現しているCMです。

声の出演は、山田エリザベス良子さんです。

印象的な音楽は、第37回日本アカデミー優秀音楽賞を受賞している作曲家の渡邊崇さんが担当しています。

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2019年年末から2020年年始に放送されるダイセルの「ダ」CM第3弾にはたこ虹が登場

ダイセルのCM第3弾「追いかけるのダ」編には「たこやきレインボー」が登場

2019年の年末から2020年の年始にかけて、ダイセルのCM第3弾「追いかけるのダ」編が放送されています。

ダイセルのCM第3弾に登場し、CMソングを歌うのは、なにわのアイドル「たこやきレインボー」です。

「追いかけるのダ」編は、ダイセルの青い「ダ」の文字を追いかけながら、ダイセルの事業領域を製品を紹介するCMです。

歌詞が「ダ」だけのリズミカルなCMソングで、ロケ地大阪の街を駆け回るCMです。

ダイセルのCM「追いかけるのダ」編は、東京、大阪、名古屋、福岡、広島、新潟、山口、長崎、熊本、宮崎、大分、鹿児島のテレビ局と、AbemaTVで放映されます。

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2018年の年末から2019年年始には第2弾の放送がスタート

第2弾CMソングはSAWAさんが担当

2018年の年末から2019年の年始にかけて、第2弾のCMとなる、第2弾「飛んでくるのダ」篇を放映しています。

第2弾もリズミカルな曲に合わせて「ダ」の文字が登場するCMで、CMソングとナレーションはシンガーソングライターのSAWAさんが担当しています。

2019年のお盆にも、第2弾CMの「飛んでくるのダ」編が放送されています。

SAWAさんは、ダイセルのCM以外にも、プロミス、アリナミンゼロ、バスマジックリン、LINE PAY、ヨーグレット、ボートレースなどのCMソングを手がけています。

ガンバ選手も登場?

CMにはガンバのユニフォームを着た選手が「ダ」をリフティングするシーンもあります。
ダイセルはサッカー ガンバのスポンサーではありますが、出演しているのはガンバの選手ではないそうです。

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ダイセルの「ダ」CMの第1弾は2017年の年末から放送スタート

第1弾のCMソングは神宿が担当

ダイセルのCMが話題になったのは、2018年の年始と夏のお盆休みの時期に大量放送された、テレビCM「化学で未来を変えるのダ」篇です。

「化学で未来を変えるのダ」編はダイセルの「ダ」の文字が登場しながら、ダイセルの事業領域を紹介するCMでした。

ダイセルのCM第一弾でCMソングを歌っていたのは、原宿発!の五人組アイドルユニット「神宿」。

リズミカルで印象的な歌と、短期間に大量放映されたのもあって、ネットでも「もしかしてももクロなのか」「ちょっとうざい」などと話題になりました。

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B2B企業や素材メーカーが年末やお盆にCMを放送する意外な理由

就活生向けの企業認知度アップ目的

企業を相手に事業を展開している会社は、一般向けにテレビCMを大量放送しても、なにか売れるものがあるわけではありません。
ダイセル以外にも、電子部品や機械メーカー、化学メーカーなど、年末年始やお盆にCMを放送する企業があります。

その目的としては、企業自体を知ってもらうことが考えられます。
普段はテレビを見られない人もテレビを見る年末年始やお盆に、印象的なCMを大量放送すれば、より多くの人に企業名を知ってもらうことができますね。
一般向け認知度が低い企業でも、就職先を探している学生に会社名だけでも知ってもらうことができれば、優秀な社員を採用できる可能性がアップするというわけです。

社員の親や家族に会社を知ってもらう目的

普段企業相手に事業を展開している会社は、歴史のある大企業でも、一般にはまったく社名を知られていないということも珍しくありません。

素材メーカーや機械メーカー、電子部品メーカーなどは、年末年始やお盆に長めの休暇を取る会社が多いですが、帰省している社員が、親や親戚とテレビを見ている時に、自社のCMが目に入るように放送しているという会社もあります。

確かに、自分の働いている会社のCMがテレビで流れれば、会社のことを知ってもらえるだけでなく、テレビCMができるような立派な会社だと理解してもらえる効果は高いですね。

社員のモチベーション向上にも

ダイセルのIR・広報部長は、ダのCMについて、SankeiBizの取材に答えています。

「ダ、ダ、ダ」で始まるテレビCM「化学で未来を変えるのダ」は、弊社製品が使われている領域を紹介しつつも、これまで弊社をご存じなかった方にも社名を覚えていただくことを主眼に企画しました。社内の活性化も意識して、事業場の所在地や人材獲得の注力地域を中心に放映しました。
「ダ」はもちろん、ダイセルの「ダ」です。インパクトがあったようで、関係方面から「見ましたよ」という連絡をいただきました。従業員のモチベーション向上につながったことが何よりもうれしいです。
【広報エキスパート】ダイセル “変わる会社の姿” 的確に発信 2018.2.15 Sankeibiz

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ダイセルは2019年に創業100年を迎える企業

歴史の長い素材メーカーです

ダイセルは、1919年に設立され、2019年には創立100周年を迎える歴史のある会社です。
ダイセルはセルロイドを製造する「大日本セルロイド」として設立され、略称「大セル」として顧客から親しまれてきた語感を生かして、1966年には社名が「ダイセル」になりました。
CMに登場する「ダ」のデザインができたのは1979年とのことですが、今でもレトロで十分通用するデザインですね。