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+676 トンガ【コールバックNG】 国際ワン切り電話に要注意→高額請求や詐欺被害も

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トンガからの電話がかかってきている人が増えています

トンガ王国は、南太平洋に浮かぶ島国

最近、+676から始まる見知らぬ電話番号から、スマホに着信履歴が残されているという人が増えています。

+676から始まる電話番号は、トンガ王国の電話番号です。

トンガ王国は、南太平洋のオセアニアに浮かぶ島国で、サモアの南、フィジーの東に位置しています。

676はトンガの国番号

国際電話には、国ごとに決められている国番号があります。
たとえば、日本の場合は81です。

トンガの国番号は676なので、+676から始まる着信は、トンガからかかってきた国際電話です。

スマートフォンの機種によっては、国番号から判断して、自動で画面にトンガと表示される機種もあります。

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トンガから着信があっても心当たりがなければ折り返ししないほうがいい

+676ではじまるワン切りにコールバックするのはやめましょう

トンガに知り合いが住んでいる場合や、トンガに旅行に行っている場合は別として、多くの人はトンガから国際電話がかかってくる心当たりが無いと思います。

また、ほとんどの着信は、いわゆるワン切りで、電話を受ける間もなく切れてしまうようです。

不審な国際電話の可能性が高いので、心当たりがない場合は、コールバックしないようにしましょう。

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トンガからのワン切りに折り返すとどうなる?

コールバックすると契約している携帯電話会社から高額な国際電話料金が請求されます

トンガからの+676から始まる着信履歴にコールバックすると、スマートフォンから国際電話をかけることになります。

スマートフォンからの国際電話は、申し込み不要ですぐにかけることができることがほとんどです。

ただし、電話のかけ方は同じでも、国内通話とはまったくの別料金で、通話料金もはるかに高額になります。

スマートフォンによっては、電話番号をタップするだけで電話がかかってしまう機種もあります。

国際電話は各社30秒ごとに料金がかかるので、1秒でもつながると30秒分の料金がかかります。

料金は数か月後に毎月の携帯電話料金と合算されて請求されるので、軽い気持ちでコールバックすると後から高額な通話料金を請求されることになります。

国際電話の通話料金は、相手の国によって違いますが、携帯電話発トンガあての通話料金は、国際電話の中でも、高額な料金が設定されている ため、特に注意が必要です。
なお、トンガあての通話料金は、契約している携帯電話会社によって異なりますが、ソフトバンク及びワイモバイルと、ソフトバンクのMVNOは、他社の数倍の料金がかかる ため特に注意が必要です。

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各キャリアのスマートフォンからトンガに国際電話を掛けたときの料金

ドコモのスマホからトンガ(676)にコールバックしたときの料金

トンガ(国番号676)あて国際電話
平日(昼間)8:00-19:00 68円/30秒
平日(夜間・深夜・早朝)19:00-8:00 及び 土・日・祝(終日)63円/30秒

auのスマホからトンガ(676)にコールバックしたときの料金

トンガあて国際電話
65円/30秒

ソフトバンクのスマホからトンガ(676)にコールバックしたときの料金

トンガ(676)あて国際電話
199円/30秒

ワイモバイルのスマホからトンガ(676)にコールバックしたときの料金

トンガ(676)あて国際電話
199円/30秒

UQmobileのスマホからトンガ(676)にコールバックしたときの料金

トンガあて国際電話
65円/30秒

楽天モバイルのスマホからトンガ(676)にコールバックしたときの料金

トンガ(国番号676)あて国際電話
平日(昼間)8:00-19:00 68円/30秒
平日(夜間・深夜・早朝)19:00-8:00 及び 土・日・祝(終日)63円/30秒

mineo aプランのスマホからトンガ(676)にコールバックしたときの料金

トンガあて国際電話
65円/30秒

mineo dプランのスマホからトンガ(676)にコールバックしたときの料金

トンガ(676)あて国際電話
平日(昼間)8:00-19:00 68円/30秒
平日(夜間・深夜・早朝)19:00-8:00 及び 土・日・祝(終日)63円/30秒

mineo sプランのスマホからトンガ(676)にコールバックしたときの料金

トンガ(676)あて国際電話
199円/30秒

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トンガからの電話の目的は詐欺?

日本の携帯電話あてに無差別にかけている模様

トンガから国際電話がかかってくる目的は、まだわかっていません。

ただし、日本の携帯電話宛に大量にかかっているため、コールバックを狙って、無差別に着信履歴を残していると思われます。

似たような事例として、2017年にはパプアニューギニアから、大量に国際電話がかかってきたことがあります。

この際には、こころあたりのない国際電話からの着信にはコールバックしないように、各携帯電話会社が呼びかけを行う事態となりました。

今回のトンガからの電話も、同じ事象だと思われます。

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どうしてトンガからの電話にコールバックしてはいけないの?

高額な国際電話料金を請求されます

あなたがウガンダ宛に日本から国際電話をかけると、あなたに高額な国際電話の料金が請求されますが、支払った通話料金の一部は、日本の携帯電話会社を通じて、トンガの電話会社にも分配されます。

つまり、トンガの電話会社は、国際電話がかかってくるほど儲かる仕組みになっているのです。

電話会社からキックバックを受け取る目的で、海外に国際電話を掛けさせる手口は古くからあり、トンガからの電話も、類似の手口の可能性があります。

サギに巻き込まれる可能性も

怪しい着信履歴に一度コールバックしてしまうと、存在している番号だと記録され、いわゆるカモリストに入れられてしまい、何度も着信履歴を残されたり、怪しいフィッシングSMSが届いたりして、別の詐欺に巻き込まれる場合もあります。

トンガからの電話に、コールバックするメリットは何一つ無いので、心当たりがなければ、折返しの電話をするのは絶対にやめましょう。

トンガからの電話にでてしまったけど大丈夫?

かかってきた電話を無視すれば料金はかかりません
トンガから電話がかかってきたときに、もし電話を取ってしまった場合でも、大丈夫です。
日本国内で受けた場合は、たとえトンガからの着信でも、かかってきた側に料金がかかることはありません。

あくまでも、折り返し電話をした時点で、高額な国際通話料金が発生します。
トンガからの心当たりのない着信は、かならず無視して、着信履歴からもすぐに削除しておけば安心です。

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